畳表の原料となるイグサでは、4月初旬の緑葉の広がりはじめに、10aあてり1ℓを100~200倍に稀釈して取水口から流し、その後は、1ヶ月に1回1000倍稀釈液の葉面散布で、無施用の田のものよりも草丈が20~30cm長くなり、しかも枯れ葉が著しく少なくなります。
散布したイグサの収穫葉は、通気組織である髄細胞(引き割ったときの白くふわふわした部分)が発達し、品質のよい畳表材料となります。
なお、苗の植え付けの際に、「BB121」 1ℓを100~200倍(植え付け直後では500倍)に稀釈して、水田全面に散布しておくと活着によいでしょう。