サクランボにおいても、着果当初まではリンゴとおなじでよいと思われるが、このような小型の果実については、成熟期まで散布し続けると過熟(追熟を含む)しやすいという難点があります。そのため、果実の肥大初期のうちに散布を中止しておくことが無難であります。それでも糖度は上がる。 しかしながら、果実の追熟時期に石灰を即効的に(水溶液とし、樹冠下散布も一例)供給することによって、収穫後の過熟の問題を解決し、きわめて高糖度、高品質の果実を収穫しているケースもあります。
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