育稲箱での毎日の灌水を5000倍稀釈でおこなうと、根張り、移植後の活着、発育がよくなります。
土壌への施用は、苗床だけでなく本田での根の伸長を促進する。施用時期は稲の有効茎数が決定した後がよいでしょう。それ以前では分けつ数を増加しかねないからであります。その際の落水の程度は、ところどころ水が残っている状態でよく、からからにして流し込むよりも水田全面に平均に浸透する方がよいでしょう。
施用にあたっては、落水後に出口を止め、取水口から、取水中に10aあたり「BB121」原液1~2ℓを100~200倍稀釈液(そのときの倍率は適宜でよい)にして混合して流し込む。なお、その際の「BB121」の湛水時間は1日でよいでしょう。
出穂時からは、1ヶ月に1000~2000倍稀釈液を2~3回散布すると実入りが充実する。