メロン

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メロンでは、果実の肥大、糖度に好影響を及ぼすが、種類及び作付け時期によっては散布による効果の発現が異なって現れる。
なかでも、アールス、ついでアンデスは濃度に敏感なので注意を要する。また、糖度上昇時の散布や、春作よりも成熟期間の短い時期での栽培では、その妨げのないよう薄めでの散布を行う必要があります。
そのため、幼苗時の3000倍稀釈液、アールス、アンデスでは成苗でも2000倍程度の稀釈液、他種の成苗においても2000倍稀釈液程度までにとどめておくことが望ましい。
一般に、マスクメロンでは、1000倍稀釈液の散布で花落ちを起こしたり、同倍率の収穫期直前の散布で、再度果実の栄養生長を促すことがあるので、果実がテニスボール大を超えたら濃いものは中止し、その後は3000倍稀釈液程度に下げ、果実の肥大化をはかりながら細胞液の濃縮(糖度を上げることになる)を栽培技術から考える必要があります。
2000倍稀釈液だむらした布きれで、果皮を軽く湿らせると網目がはっきりするので、軍手をぬらして果実全面を押える(1~2回)のも便利でよいでしょう。
「BB121」 を十分に散布したメロンは、のどへの刺激の残りやすい果肉のものでもねっとりと口あたり、のどごしがよくなります。
しかし、過剰に散布したものでは、果実の保存期間を延ばすのには役立つが、皮および肉質が硬くなることがあるので、果肉の甘味は出ても外側部分が硬めになりやすく、一般的には嗜好には検討の余地があります。

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